市川市議会十二月定例会は、12月2日に召集され、14日迄の会期13日間にわたり開催されました。今議会に市長から提案された議案は農業委員の定数等を新たに定める条例の制定をはじめ、条例の改正12件、補正予算4件、工事請負契約案を含め合計37件でした。審議の結果は全て市長提案可通り可決成立しました。主な内容をお知らせします。
制度改正のポイント
農業委員会等に関する法律の改正に伴い、農業委は現在の20人から10人となり、新たに農地利用最適化進委員制度を新設し6人とする条例が制定されました。業委員の選出方法は今迄選挙により選ばれていたものが、市長が議会一の同意を得て任命する方法となります。又認定農業者が少ない場合などを除いて農業委員の過半数は認定農業者であることが求められます。更には女性や青年の登用に向けた機運を高めることが急務とされています。農業委員とともに地域で活動する推進委員を新たに委嘱。農業委員会は農地等の利用の最適化の推進に取組む体制を強化する為、熱意と識見を有する者のうちから区域ごとに推薦をもとめ希望者を募集しその結果を公表し尊重します。
[参考]農業委員会が定める区域
(1)大町地区 農地面積119ha 農家75戸
(2)大野町地区 農地面積120ha 農家140戸
(3)柏井町地区 農地面積92ha 農家106戸
(4)曽谷・北方町地区 農地面積108ha 農家195戸
(5)国分地区 農地面積96ha 農家129戸
(6)中央・南部地区 農地面積48ha 農家156戸
※信篤地区は(6)に含まれ農地面積は原木8.5ha 田尻2ha 高谷13ha 二俣5haで、その他、行徳地区も含んでいます。そして(6)地区は認定農業者は一人もいません。
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