[一般質問の概要]
原木に待望の公園完成!
13年余の期間を費やし、完成にこぎつけた原木西浜土地区画整理組合事業は、総面積147,309u、事業費費合計43億円余の規模の中で4,432uの公園が見事に整備され、4月から市が寄贈を受け管理致します。公園内には、しだれ桜、市の木黒松をはじめ、しだれ花桃「源平」をはじめ八重桜など高価で珍しい樹木が目を引きます。又、区画整理地周辺には163本の桜の苗が植栽されています。
質問「区画整理地周辺の道路等の環境整備についての考え方は」
答弁「街づくり部、文化国際部、水と緑の部が協力し周回路の現地調査終了し、原案を策定、全長5.5kmの候補ルートを選定し、地元の方々などの意見を伺う。また、原木、高谷地区のよりよい周回路ルートを選定したい。21年度から予算を計上して対応したい」
質問「市が寄贈を受ける公園の管理体制は」
答弁「樹木選定、草刈、除草、害虫駆除、園内清掃など全ての管理業務を一括して委託する予定、災害時の避難場所となる貴重な施設となる」
質問「税収見込と本事業の評価は」
答弁「土地の固定資産税として6,400万円を見込む。今後土地利用が進み建築物が地区計画により整然と造られていく。本事業が成功裡に完了する事で周辺の地権者の方に及ぼす波及効果が期待できこれこそ官民協働による真の街づくりと考える。これを契機に周辺市街化調整区域においても地権者の協力を得て、良い街づくりを進めたい」
食の安全−学校給食問題!
質問「学校給食申込み制導入の経緯と食材の地場産品の活用についての考えは」
答弁「申込書の主旨は、学校と保護者が安全・安心な給食の提供と給食費の納入を相互に約束するものです。定例の教育委員会議報告に際しては、これが最終的な解決策ではないと思う関係者の意見を汲みながら改善が必要との意見も出た。滞納の状況は、19年末で小学校95人で約112万円余、中学校は115人で211万円余、市川産の野菜等の食材使用率は、本年度8%、県産は28.8%である。地産地消の考え方は、調理現場に浸透してきていると認識している」
質問「中国産食材の食中毒事件への市の対応策は」
答弁「1月22日食中毒事件発生後、市民病院担当医師から有機リン系農薬による疑いがあったことから、市川保健所、警察に通報された。その後、食べ残しギョウザからメタミドポスが検出され確認された。市は報告を受けたあと、関係機関へ注意を促した。今回の事件を教訓として、危機管理体制のマニュアルを作成し、広く市民に周知する体制を整備し、市民の安全を確保するよう努めていく」
市場内で倒産した京市問題について
質問「債権者、債務額の内容を伺う」
答弁「破産手続き申し立て時の数値として、債権者は369人で、債務額は18,536万円余、このうち市川市内農家の債務者は72人、債権額は2,728万円余である」
※ この他、清算に向けての動向と農家への救済見通しについては3月18日の債権者集会の中で今後の対応、日程が説明されると思う。そして農家救済のため市場使用料の一部を返済に充てて欲しいと訴えたが、その責任は卸売業者が負うべきと考えているとのこと。これらも含めて今後の市場の運営方法について検討し、活性化のため施設の整備を含めて対応していくとの応答がなされた。個々の救済については、残念ながら前進は見られなかった。
クリーンスパ市川の運営について
昨年9月1日に開設した温浴施設、プール、スポーツ施設は、本年2月末日までに149日の営業で、トータル89,096人の来場があり、一日当たり598人、そのような中で改善して欲しいこととして・料金が高い・時間制限の廃止・大広間に衝立を・休憩用のソファー類増設・露天風呂に屋根を・江戸川の管理用道路から入れる通路の設置等々の指摘、要望をしたので実現に期待します。市民開放日として、6月10日、10月24日、21年3月10日を計画しているのと答弁があり、公設民営の施設として各種サービスを実施していくとのことでした。
二俣川改修工事を船橋市が実施!
船橋市との市境を流れる二俣川の護岸は、老朽化と環境悪化が進み、大変危険な状態になっています。周辺皆様の安全・安心を守る為、新年度船橋市が主体となって、補修工事が始まります。延長150mのうち、最も危険性の高い約40mを1200万円の予算で行い、次年度以降も引き続き浩司を行なう予定です。
側溝の蓋かけ完了−原木二丁目
あかぎ床屋さんまえの信篤小通学路に沿った下水側溝の蓋かけ工事が完了し、安全な通行が確保されました。