市川市議会議員 松永おさみ
 

   

 市川市議会12月定例会が、11月28日から12月13日迄の会期16日間に亘り開催されました。
 市長から提案された議案は、公共の施設における暴力団排除のための条例制定をはじめ14議案と報告3件です。審議の結果全議案とも原案の通り可決となりました。この内、来年の夏迄に全小中学校に961台のエアコンを設置する補正予算(債務負担13年間で総額31億円)と保育園の民間委託として欠真間・宮久保・市川南の3園が4月から実施されることになりました。
 今議会では、現在建設中の市川南口再開発ビルの鉄筋不足関連で9名が、地方卸売市場内の業者倒産問題で4名の議員が質問したことと、総数35名の議員が一般質問するなど特色ある定例会でありました。
 そして、松永おさみ市議は、12月6日に一般質問を行い、市当局の考え方を質しましたので、以下その概要をお知らせ致します。



【卸売業者(地方卸売市場内)の倒産問題について!】

質問 「昭和47年の開設当初から、市場内で営業していた京市青果(株)が10月末倒産した。債権者は県内外で約320名で、市内の農家は約70軒が被害を蒙り、その債権額は1億2800万円と公表された。開設者である市川市の行政責任をどう考えているのか。業績が悪化した原因は」

答弁 「売場面積の縮小、人件費の削減等コスト削減に取組んだ。生産地への買い付けにも努力するなど取組んだが、着手の時期が遅れたこと、株主の協力や新たな資金提供が受けられなかったことが、経営の建て直しが出来なかった原因ではないかと考えている」

質問 「被害を受けた農家に対する損害補てんと支援策は」

答弁 「市は、その損害を賠償する責任は負わないと考えている。今回の自己破産により影響を受けた生産者に対する対応として、JA市川においては、農業融資の資金として、救済のための低金利融資制度を新たに設けている。又、農林漁業金融公庫による農業セーフティネット資金融資制度もある。市内農家への支援策としては、経営安定化の資金融資に対する利子補給制度の創設を検討していく」

※ 質疑応答の中で「3年も前から経営に陰りが見えていたにも拘わらず、一切情報が開示されなかったことへの農家の怒り」を訴え、「県の対応が見えてこない」京市の社長は所在不明で一切の説明を行なわず、今回の詐欺同然の責任を開設者である市の責任と併せて追及しました。今後の推移を見守り、対処する必要を痛感しております。



【クリーンスパ市川の改善策について】

質問 「入浴、プール、駐車場の制限時間を撤廃できないか」

答弁 「当分の間は、現状の利用方法でこれを周知することに努め、その推移を見守りたい」

質問 「内湯に温泉を利用すべきと考えるがどうか」

答弁 「開設されて間もない施設で、年間を通じた利用動向も把握されていないので、その推移を見守りながら、市と事業者で協議検討する」

質問 「使い勝手のいい施設とするために、(1)露天風呂に屋根を(2)休憩場所に目隠しの衝立を(3)腰を掛けて休めるソファーを増やすこと(4)現場周辺に案内標識が無いが設置しないのか(5)利用料金が高いとよく言われるが」

答弁 「利用者の声を受け、改善した事例としては、バスルートの見直し・大広間での休憩場所の確保など。検討課題としては、温水便座の設置、案内看板の増設。質問の(1)(2)(3)については継続的に協議検討していく(5)については近くの類似施設と大きな遜色はないと認識しているが、指摘の点は協議の場に出していく」

※ 利用者の推移
9月 23,372人、10月 15,447人、11月13,624人で合計81日間で52,443人、1日平均では、647人となっています。



【幼稚園教育の振興充実策について】

質問 「公立と私立幼稚園の格差解消策は」

答弁 「本年度での差は、公立の保育料が月1万円、私立では平均で21,200円につき、年額では134,400円となる。公立、私立に使われている公費は、公立では1人当たり年額32万円で保育料12万円を差し引き20万円である。私立では、県と市から各種補助金があり、平均数値で200人規模の園で換算すると1人あたり152,500円となり、保護者には園児補助金もあり、公費の使われ方においては余り格差はない状況である」

質問 「私立幼稚園協会から出された新年度予算要望のうち(1)園児補助金の32,000円を大幅に引上げる考えは(2)各幼稚園の施設の改修・改善費の増額と幼稚園協会の研修事業や育児相談、広報活動に対する補助の拡充は」

答弁
 「(1)については、要望が強くあるので拡充に努力する、(2)については(1)の拡充を図りたいので理解されたい」

質問 「市幼児教育振興審議会から出た答申で、就園率の低い3園の今後の在り方、方向性の検討結果は」

答弁 「公立幼稚園の役割を明確化していくべきと考える、又余裕施設の活用をはっきりさせる必要がある。今後市川市の幼児教育がどうあるべきか現在審議中である」

※信篤小に特別支援学級を要望−来春の設置は見送られたが早期に条件が整い次第設置することを強く要望した。なお、20年4月高谷中には設置される予定。



【道路交通行政について】

質問 「H・Cコーナン周辺における歩行者、自転車利用者の交通安全対策を施して欲しい」

答弁 「19年度9月に死亡事故が発生したことを重く受止め、警察と合同現地診断を行なった。事故発生後に、道路線形の外側線や速度落とせの表示、注意看板設置はOK、照明灯の照度アップを行い、横断歩道や信号機の設置についても今後協議していく」

質問 「二俣架道橋北側道路新設の進捗状況は」

答弁 「説明会の結果、道路の必要性については概ね理解を得たが、用地の減少及び抵触建物の関係で調整が難航しているが、自治会等と相談し取組んでいきたい」


過去の議会報告 平成19年9月 平成19年6月 平成19年4月
平成19年2月 平成18年12月 平成18年9月 平成18年6月